2010/08/26

honeyee.mag


今更ですが、今月上旬発売した「ハニマグ」は面白いですね☆
多分、みんな読んだりしたと思いますが、今、読み直して改めて面白い。
地味に、うちの店の商品ひっそり掲載されてて、TAKASHIがリースしてくれたので☆
本当にありがとう!!!
FPMの田中さんと坂田さんの対談が自分的に面白くて、特に田中さんがこういう考え持っているんだーって事に驚いたというか、面白かったです。
僕は古着が好きで、その世界で10代の頃から働き始め、専門学校を通りまた戻りました。
そんな「古着 肯定派」の僕でも、「知らない人からすれば価値の薄いもの」だと思います。
たとえば、LEVI'Sのサスペンダーボタン付・シンチバック付の30'Sの使用感のあるジーンズがあるとします。間違いなく、数十万以上の値がつくでしょう。
なーにも知らない人からすれば、欲しいなんておもえません。
古着ってそういうものなんです。極論。壺や絵画みたいのもの。
つまり知らなくちゃいけない、とか、知らなきゃダサいとか、そういうものではないんですよね。
知ってたら自己満できるってだけの事。言い方悪いけど(笑)
そして、その商品価値をお客様に分かりやすくアナウンスするのが販売員の仕事だと思います。
共感を得てもらえたら嬉しいですしね☆
そんな「自己満」に病みつきになっているのが、僕とか古着好きな人なのかなーと。
僕は「かわいい古着」「かっこいい古着」、つまり、ファッションとして「いけてる」古着が好きです。
それが「ヴィンテージ」だったら「付加価値」がオマケでついてるっていう感覚です。
もちろん「ヴィンテージ」へのリスペクトは持っていますけど☆
だから、たまにあるのですが、「ヴィンテージ知らないお客さんをナメテルお店」は嫌いです。
それは、古着を「ファッション」として見ていないから。そういう店やるなら、全て額縁に入れて
博物館みたいにすればいいと思いますね。
あと、古着好きな人が共通して言うことは、「理由のないものがない」こと。
全てではないですが、ジーンズ・ワーク・アウトドア・ミリタリー・スポーツがヴィンテージアイテムとして扱われている主なジャンルです。大量生産の時代が来る以前は特にそうですが、ポケットの位置やボタンの数などにも理由があります。
LEVI'Sのジーンズに関しては、ステッチ幅にもこだわりがある程です。
そのような「クラフトマンシップ」みたいなものに憧れを抱いてしまいます。
あと、「服」の仕事をする人に限っては、知らなきゃいけないとも思います。
だって、今の服の元になっているし、10's~60's辺りまでの服は、現在の「コレクションブランド」が参考にしているデザインのものが多々あります。
そこに価値を見出す・見出さないは別問題、知った上で取捨選択していかないとって思います。
なのでもっと勉強しないとな。しかし趣味を掘り下げるってのは贅沢なことですよね☆
つーか、古着ってすごいよなーユーズド加工って概念自体、作ったのも「古着」だもんね。
とりあえず、こういう話は飲みながら誰かとしたいですね。(笑)
なんか誤解を生むくらい中途半端にしか語ってないし。。
とりあえず・・・古着らぶ・・・。
これが言いたかっただけやで。
給料日後やで・・・た・か・し(はぁと)