すいません、こまめに書いていきたいです。これから。
あんまり主観とか意見的なのって誤解生むし、賛否両論あるだろうから
あんまり書きたくないけど、今日は書いてみます。
てな訳で、海外からもこのブログを見てくれている人もいるのですが、
日本といえば今はこんな感じってのは国内外に共通してるのではないでしょうか。↓↓↓
そう、大地震。
東北地方を襲った大地震。
仙台・福島・茨城などだけでなく、TAKASHIの住んでいる浦安なども被災しました。
この地震による死者・行方不明者は増える一方です。
余震は減りましたが、まだあります。
福島の原発問題も、不安で一杯です。
東京でも放射性物質が確認されてます。(一応、害のない程度らしいが、長期の監視が必要)
仕事上、海外からの情報が多々入るのですが、かなり日本とは違うようです。
「日本は終末に向かっています」的な感じで報道されているとこもあるようですね。
「日本は正しい報道がされていない」と海外では言われているようです。
10数年前はTVからの情報が殆どだった一般市民が、ヤフー・2チャンなどのネット
face book や twitter などの共有ツールなど、何倍も何十倍も情報を手にするようになりました。
情報が多すぎて、どれが本当で嘘かわからない。
そう、震災前から言われていましたが、この21世紀は自分で何が正しいか判断する時代。
変な言い方をすれば、世の中から正誤の判断を丸投げされている状態です。
震災時、それを強く感じた方も多いのではないでしょうか。
そんな中、海外に在住の方に知って欲しい事があります。
「日本は元気です!!
復興に向けて、皆がガチで考えて行動してます!!
これから伸びますよ、だから今から見といてください!!!」
これを伝えたいです。
僕達日本人もある程度、状況は飲み込めてます。
調べて考えて話し合って、素人なりに考えてます。対策している人もいます。
もちろん完璧にはわかりません。
急に不安も感じます。でも大丈夫だろって気持ちもあります。
でも、大変な事くらいわかります。
でもあえてここにいます。この国が、この国の人達が好きだから。
僕の周りで、ここ数日間であった話をします。
仙台で避難所生活をしている友達がいます。
日に日に減っていく支援物資と、原発や放射能に関する少ない情報への不安と必死に戦っています。
その友達は避難所で、雪の日の夜に毛布を何者かに盗まれたりもしました。数日前の話です。
その前に、仙台の友達との共通の友達と連携して支援物資を送っていたのですが、
盗難事件の2日後に到着。
子供のように絵文字いっぱいのメールが返ってきました。
希望していたリュックより、食料より、水より、スヌーピーのジップロックに喜んだ友達。
スヌーピーが好きらしい。初耳。
思っていたよりも明るく元気そうなメールの最後に書いてあったのは、
「はやくまたワイワイ皆で飲みにいこうね!!」
前向きに、なにがあっても情報が少なく不安で一杯だけど、強く前に進もうとしているんだな。
夜、ちょいちょい遊ぶ音楽とクラブ大好きな、左腕のタトゥーが目立つ友達Mくん。
昔は自分の父親と仲が悪く、最近は飲んだり話すようになった的な感じらしい。
つい先程、そのM君の父親が10日間程、仙台に行くことになったとの一報をもらったようで。
M君の父親は、歯医者さん。
日本の歯科協会的なとこが、各地の歯医者さんにある仕事を公募?したみたいなんです。
亡くなられた方で身元がわからない方の、歯での身元調査。歯科分析?だっけ?
元々、研究等で手術や実験をしている方だそうで、
「俺がやらなきゃな。行かなくちゃ。」
と、言い出してスグに来週から行くとの事。
友人Mくんは、
「なんか心配で不安だけど、生まれて初めてかも知れないけど心から親父を本当に本当に誇りに思う。俺の親父、本当にかっこいい。頑張って、そうして無事に帰ってきて欲しい。」
そして、
「俺も東京の人達が、普通にできるように仕事頑張らなきゃ。普通にする事がんばる。
俺に今すぐ出来る事はこれくらいしかないけど、
一番物が循環する東京で、少しでも経済回せるように頑張る」
妹の友人は消防士。
そう、志願して福島へ。
「俺はこういう時のために訓練してきたんだ。福島や東北の人、この国を、守りたい。何があっても」
うちの職場の人達
①
「どうしてもコレクションウィークを東京で開催する。大阪開催なんてに絶対させない。
俺はどうしても海外メディアが目を向けてくれるこの機会に、
東京は元気ですよ!日本は大丈夫ですよ!
ってPRしたいんだ。日本のファッション、そしてこの国のために」
②
「やばい事なんて分かってるよ。だから、本当に逃げたい人は本当に逃げて欲しい。
そこは自己判断。」
(じゃあ一緒に逃げましょうよ!って他の人に言われて、、、)
「あー俺は残るな。嫁もスタイリストの仕事あるから残ってるし、俺の居場所もここだからな。
無くしたくない。守りたいんだ。例え多少自分の何かが犠牲になってもね。うちの嫁も同じ思いだし」
③
「俺はクラブでチャリティーイベントやればいいと思ってる。大事でしょ?その消費。
深夜は電力の需要が低いから、大丈夫だと思うんだよね。ある程度なら。
ただ、海外などに逃げた人に、節電がどーだ自粛しねーのかとか言われるのは納得しない。
俺はここに残って、被災地の人達、東京とこの国のために
真剣に考えて守ろうとしている答えだから。
外からネットとかでワーワー言うな、って思う。
そんで、大抵こんな時に海外飛べてんのは大物でしょ?
事情あるのは分かるけど、本来なら影響力のある、そーゆー人こそ本当にココに残ってほしいね。」
ある俳優さん
「危ないのは分かってる。けどね、俺達って夢を与える仕事だからさ。
逆にこういう時こそ、もっと夢や希望をあたえないといけない。
そういう覚悟で俳優やってるから、おれはいるよ。
自衛隊の友達たちが命削って福島で頑張ってる。
万が一、俺の体に異変が起きても、少しでも長く生きれる事を幸せに思える。
だから、俺は夢を与え続ける」
日本人が募金と節電するのは、出来る範囲でするのは当たり前だと思う。この状況だから。
みんな、その上で何か出来ないか・出来るのか、って葛藤していると思う。
どうしても守りたいものがある。
どうしても守りたい人がいる。
どうしても助けたい仲間がいる。
だから、それぞれの置かれた環境下で、それぞれのフィールドで、それぞれがプロとして、
みんなそれぞれベストを尽くそうとしている。
被災地に行く人・自分のいる場所でアクション起こしている人、
それぞれが、自分に出来るベストな支援方法を探して実行しようとしている。
これが今の日本の姿です。
本当に終末に向かっているように見えますか?
俺には希望と期待が大きく見えます。
沢山の笑顔がこれから見えます。
これが今の日本の姿です。
日本語しか出来ないので、海外在住の人、英語でこの内容を隣の人に伝えてみてください。
日本を怖がらないで。
日本に期待してください。
少しづつ、でもしっかりと、笑顔が増えている。
下の写真みたいに、ダブルスマイル的に!!
そう信じて、今日もがんばるぞ。