2010/11/29

香水瓶の世界









今日まで東京都庭園美術館で開催の



「香水瓶の世界」



という展示を見に行ってきました!!








あ、その前に・・・ちなみに土曜日には、TAKASHIとアビコとユリちゃんとジュンちゃんとルバロンのスタイリングコンテスト?的なの行きまして。



TAKASHIとアビコと PARTY ROOM@祐天寺 に帰宅し寝ました。



それぞれテンションは全員違いました。

TAKASHI→上機嫌からの、急な泥酔&爆睡(酔?)
 
アビコ→冷静に茶を飲み、現場で挨拶周り、ちょい仕事の人と飲みにいき、お茶飲みつつ祐天寺へ
 
俺→今回もルバロンの空気馴染めずスグ一人で外出てマックへ、TAKASHIと合流し祐天寺直行
 
 
 以下はPARTY ROOM@祐天寺へ帰還後、アプリにハマるアビコ。


 
 
そういう事で、朝起きてから皆それぞれ用事があったので、ケンタッキーのデリバリー食べて、各自行動開始!!



そんで僕は1人で、目黒駅へバスで移動、東京都庭園美術館へ☆







途中の道はもう、真っ黄色!!!なんか遠目で見ると、ゴールデンロード!!



なんかテンションあがりました☆



 



 



 そんで、到着しましたが結構並んでて・・・。今日最終日だからな・・・。



建物が凄い雰囲気良くて素敵なんです。内装も良くて、心落ち着かせて見れます。



初めは一人で行くのなー・・・って思ったけど、一人で来て良かったって思える、そんな場所。




 



 



展示されている香水瓶は紀元前~現代まで。



19世紀の宝飾職人による香水瓶とかやばかった!!



個人的には、1850年~1910年頃までのが凄い良かったな。



デコちゃんより、ヌーヴォーさんの方が個人的には好きなんです、はい。



もちろんデコちゃんも好き。どっちかと言えば的な、ね!



 



 



 以下のようなケース、木製です。



 
写真ないけど、1910年前後の、ルネ・ラリック作の「セミ」ってのが、凄かった!木製万歳!!
 



 
そして下の写真の香水瓶。本当に欲しい。携帯して持ち歩きたい(笑)
今回の展示の中で、一目惚れ度は1位だったかも。
 
ちなみに、金・ダイヤモンドなどで装飾されてます。光で輝きかわります。5cmくらいかな?大きさ。
先ほど述べた、宝飾職人シリーズ × アールヌーヴォー期 シリーーーーズ!!!!!
 
実物にはもっと輝きがありまして、かなる秀逸でした☆

 



 




下の写真は、化粧箱。これも可愛くて、写真でどんな印象で見えるかわからないけど、



大きさは大体、5cm四方くらい。つまり手のひらサイズ!!



女子にはたまんねぇー品ではないでしょうか?!





最初の画像にある瓶(林檎の木のやつ)の時代と、19世紀末くらい以降の違いって、派手さですよね。色とかってよりは、造形が凝っている、と言った方が正しいかな。蜂の造形くっついていたり、目茶苦茶綺麗なバラの造形だったり。
 
個人的に色々と考えてみた結果、以下のストーリが出来ました。(笑)
 
元々、高価なもので貴族しか使えなかった香水。
産業発達で香水が手に入りやすくなったことにより、ヨーロッパで大流行!!これが18世紀末以降。まだ、「ブランド」という概念がなかった時代(たぶん)。今のように「ディオール」とかでの差別化はできない。だからこの時代には「紙ラベル」の貼られた香水瓶が生まれなかったんだと思うんです。(あっても取ってた)
だから、出来るだけ「綺麗」で「目を引く」、「自慢できる」、精巧な造形のものをつくったのではないかと。
実際にパリには当時、200店以上の香水専門店があったみたいです。
その中から、選ばれなければいけなかったのです!!そりゃー見た目のインパクト頑張るわな。
だって同じ香り系統のモノ同士の違いって多分、実際は微妙な差だったハズだから。香りの数も、もちろん多種多様だったろうけど、今より圧倒的に少ないハズ。
 
 
でも、そうなってくると面白くないのが金持ち貴族たち。中流階級の人との差別化を図ろうとしますよね?自分が当時の貴族だったらするでしょう(笑)当時の貴族にはそれが「やらしい」なんて感覚はなかったハズです。
それで19世紀に、宝飾職人を雇い、特別な香水瓶を作らせた。ダイヤモンドや金を用いて。
技術的な問題もあるけど、17世紀には陶器とかだからね。でも装飾というよりはメッセージ性重視。取り組む角度が違う。
 
そんで20世紀初頭に、ポール・ポワレが脱コルセット&香水ブランド設立。シャネルが影響受ける。的な。はい紙ラベル大事。「誰がデザインした(どこのブランドの)瓶か」が大事な時代だから。
 
 
 
こんな感じな気がするー。もちろん紙ラベルがそれまで皆無ではないけど、おおまかな流れ。
多分違うかもしんないけど、妄想は楽しいね!!
自己満だぜ。
人から聴きましたーってよりも、こうやって自分で探求するのも楽しい。
一般的な「正解」とされている事は後でも知れるもんね。
影響されず想いを馳せる事ができるのは無知の特権(笑)
 
 
そんなこんなんで、展示見終わったら真っ暗!!
紅葉のライトアップ半端なく良かった!!!
この時は、一人は嫌だったけどね(笑)
うまく取れなかったけど、池に移る紅葉がかなり綺麗で癒されました。



そんなこんな毎日でした。
思った以上にはまった「香水瓶」の世界。
ちょいと収集したくなってきました!!
 
 

来週は、小谷元彦展「幽体の知覚」へ行こうと思う。
誰か行きたい人、早めに誘ってください!!
早ければ、明日もう行きます(笑) → コチラをクリック!!

同時開催の、カテジナ・シェダーも観たいし。
こーゆーの好きなんだよね。
こーゆーのなら映像作品続いてもイケる☆
あと、現代アートじゃなく、「香水瓶展」的な歴史系、面白いのあったら教えてください!!!
ではおやすみなさい!!
PACHI